ランドリーカウンター・物干しバーの高さ|洗う・干す・畳む動作で決める
ランドリーカウンターと物干しバーは、洗濯機から取り出す、干す、乾かす、畳む、しまう一連の動作で高さと位置を決めます。機器のふたや人の頭との干渉も確認します。
洗濯室のカウンターや物干しバーは、それぞれ単独で便利でも、上下や通路で重なると使いにくくなります。濡れた洗濯物を持ったまま移動する距離と、家族が同時に通る場面を図面で追ってください。
採用する洗濯機・乾燥機、洗濯かご、ハンガーの寸法を基に計画します。
洗濯の順番を一つずつ描く
- 洗濯物を集めて置く
- 洗濯機へ入れる
- 取り出してハンガーへ掛ける
- 室内または屋外で乾かす
- カウンターで畳む
- 収納へ戻す
各動作の立ち位置と、洗濯かごを置く場所を書き込みます。通路へかごを置いたときに扉が開かなくならないかも確認します。
カウンターは機器と身体の両方に合わせる
カウンターの高さは、畳む人の使いやすさだけでなく、下へ置く機器や収納、コンセント、給排水の点検にも影響します。
| 周囲のもの | 確認すること |
|---|---|
| 洗濯機 | ふた・扉の開閉、給水栓、搬出入 |
| 乾燥機 | 本体の放熱、フィルター清掃、交換 |
| 収納 | 引き出しや扉を開ける余白 |
| 洗濯かご | 一時置きしても通れるか |
| コンセント | 水や物干しとの位置、コード |
造作カウンターの場合は、奥行き、支持方法、継ぎ目、耐水性、掃除方法を確認します。
物干しバーは洗濯物を掛けた外形で見る
バーの高さだけでなく、ハンガーと衣類を掛けたときの最下部、壁からの離れを立面図へ描きます。下にカウンターや洗濯機がある場合、長い服が触れないかを確認してください。
昇降式や取り外し式は、操作位置、収納時の姿、耐荷重、メンテナンスを製品資料で確認します。
換気・除湿と水滴の行き先を確認する
室内干しを主にする場合は、換気設備や除湿機の位置、電源、排水、扉を閉めて使うかを住宅会社へ伝えます。洗濯物の量や乾かし方を前提に、空気の流れを確認してください。
洗濯機は〇〇、乾燥機は〇〇を予定し、室内干しは一回〇kg程度です。洗濯機の開閉・点検範囲、カウンターの高さと奥行き、物干しバーへ衣類を掛けた下端、洗濯かごの置き場、換気と電源を立面図で確認したいです。
一つの動作を短くする配置にする
カウンターを広くすることより、洗濯物を何度も持ち替えずに済むことが重要です。機器と収納の型番が確定した段階で、開閉寸法を含めて再確認してください。
よくある質問
物干しバーは高いほど邪魔になりませんか?
高すぎると毎日の掛け外しが負担になります。使用する人の手の届き方と、衣類を掛けた下端を立面図で確認してください。
洗濯機の上に固定カウンターを付けられますか?
洗濯機のふた、給水栓、点検、交換経路に影響します。候補機種の設置条件を住宅会社へ伝えて判断してもらってください。
室内干しなら換気扇があれば十分ですか?
洗濯物の量、室温、除湿方法、空気の流れによって変わります。予定する使い方を伝え、設備計画を住宅会社へ確認してください。
参考資料
内容は更新されることがあります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
図面や契約内容の最終判断は、住宅会社・建築士・必要に応じて法律や住宅相談の専門窓口へご確認ください。


